医薬品コード

 医薬品コードは様々なものが作成され、利用されてきている。承認された医薬品が薬価基準に収載されると、薬価基準収載コード医薬品コードが付与される。このコードは統一収載されている医薬品の場合、製薬企業を意識することなく同一となるため、銘柄ごとの管理を行いたい場合に不都合が生じる。これらの点を解決するために作成されたのが個別医薬品コード、通称YJコードである。その他通称レセ電算用コードあるいは支払い基金コードと呼ばれているレセプト電算処理システム基本マスターがある。このコードは数字9桁からなるものであり、レセプト用の医薬品名称として販売名に規格含量がない場合はそれを補った名称を整備している。また、流通段階においては統一商品コードとJANコードがある。
このように冒頭でも述べたが多くの医薬品コードが利用されているが、それぞれ明確な使用目的があることから、標準化を行う上で、既存のコードをそのまま利用することは様々の点で不都合を生じることになる。(財)医療情報システム開発センターに設置された医薬品コード検討会において、既存のコードの特徴を把握しつつ、かつ電子カルテ等で利用することを考慮した医薬品の戸籍ともいえる基準番号(通称HOT番号)が定められた。

本項では下記のコードについて述べる。

1.標準医薬品マスター基準番号(通称HOT番号)

2.薬価基準収載医薬品コード

3.個別医薬品コード

4.レセプト電算処理システム用コード

5.JANコード